仮想通貨用語集

アルトコイン

アルトコインとはAlternative coin(代替コイン)の略で、ビットコイン以外のすべての仮想通貨の総称です。
アルトコインは日々生まれており、(https://coinmarketcap.com/all/views/all/)に掲載されているものだけで1000種類以上にもなります。

暗号通貨

暗号通貨とは、インターネット上で暗号技術を利用して取引の安全性を確保している通貨のことです。
インターネット上で分散的に管理・運用されており、銀行などが発行・管理を行う日本円・米ドル・ユーロなどの法定通貨(FIAT通貨とも呼ばれる)と対比される。
電子マネーは発行主体が存在するため、暗号通貨には含まれません。
世界で最初の暗号通貨はビットコインです。

ERC20

イーサリアムのためのRFCのこと。
仮想通貨をウォレットで取り扱うようにするには、その仮想通貨のプロトコルに合わせた独自のウォレットを開発しなければならない。
しかし、ERC20に準拠して作られたトークンであれば、ERC20フォーマットに対応したさまざまなウォレットで汎用的に送受信を行うことができる。

イーサリアム

ビットコインに次いで時価総額第2位のアルトコイン。ヴィタリック・ブテリンが開発の中心となり2015年7月にリリースされた。
ビットコインが通貨の支払い機能しかないのに対して、イーサリアムはあらかじめ決めた契約を自動実行する「スマートコントラクト」という機能を備えている点が特徴的。

ウェブウォレット

「ウェブウォレット」はインターネット上にある財布のこと。
口座開設・設定が簡単で、どのコンピュータからもアクセスできるメリットがある一方で、秘密鍵の管理はサイト管理者に一任されるため、ハッキングなどのリスクはオフラインの財布と比べると高いとされる。

ウォレット

仮想(暗号)通貨を保管しておくための財布のこと。

ウォレットの種類としては、
PC上の財布である「デスクトップウォレット」
スマホ上の財布である「モバイルウォレット」
インターネット上にある「ウェブウォレット」
USBの外付けタイプである「ハードウェアウォレット」
などがある。


エアドロップ

仮想通貨への初期投資家やサポーターに対して行われるコインの無料配布のこと。
コインの保有者を増やすことで流動性を高める目的がある。配布を受けるためには一定の条件がある。

エスクロー

エスクローとは、取引の安全性を保証する仲介サービスのこと。
買い手は代金を支払ったのに取引したものが届かない、売り手は商品を送ったのに代金が支払われないというトラブルを回避するためにエスクロー業者が仲介に入る。

海外送金(国際送金)

海外に送金すること。
ビットコインをはじめとしたブロックチェーンの仕組みを使えば、銀行などの金融機関を経由することなく、送金者と受取手がP2Pで取引できる。トランザクションの混雑状況によるが、数分から数時間で送金が完了し、送金手数料も数百円程度で済む。

仮想通貨

オンラインサービスなどで利用できる通貨のことで、例えばSNSやオンラインゲームなどの世界でアイテムを購入する、他のユーザーと価値の交換をする、などに使われる。

しかし、現在一般的には、ビットコインをはじめとした通貨を指す「暗号通貨」と同義に使われる場合が多い。

資金決済法において定められた「仮想通貨」は、次の性質をもつ財産的価値を指す。

  • 不特定の者に対して、代金の支払いなどに使用できかつ法定通貨(日本円や米ドルなど)と相互に交換できる
  • 電子的に記録され、移転できる
  • 法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカードなど)ではない。


クラウドマイニング

クラウドマイニングとは、遠隔で暗号通貨の採掘(マイニング)を行うためのハードウェアを利用することです。
採掘難易度の上昇により自宅で採掘を行う採掘者(マイナー)の利益が上がらなくなってきているため生まれまた手法です。

クラウドマイニングでは膨大な初期投資や技術知識なしで暗号通貨を採掘できます。

マイニング団体やサービスに預けたお金がマイニング活動に使われ、そのマイニングで得られた利益をそれぞれ「投資した額」に応じて配当される仕組みです。


公開鍵

公開鍵とは、公開鍵暗号において秘密鍵と対になる鍵です。
特定の人だけが知っている「秘密鍵」と外部に公開している「公開鍵」がペアとなっており、公開鍵は秘密鍵をもとに生成されますが、公開鍵から秘密鍵を知ることはできません。
ビットコイン取引においては、コインの所有者が秘密鍵を用いて署名し、第三者はその署名と公開鍵を使ってその取引内容を確認することができます。

公開鍵暗号

公開鍵暗号(こうかいかぎあんごう、Public-key cryptography)とは、暗号化と復号に別個の鍵(手順)を用い、暗号化の鍵を公開すらできるようにした暗号方式である。

暗号は通信の秘匿性を高めるための手段だが、それに必須の鍵もまた情報なので、鍵を受け渡す過程で盗聴されてしまうというリスクがあった。

共通鍵を秘匿して受け渡すには(特使が運搬するというような)コストもかかり、一般人が暗号を用いるための障害であった。
この問題に対して、暗号化鍵の配送問題を解決したのが公開鍵暗号である。
取引においては、コインの所有者が秘密鍵を用いて署名し、第三者はその署名と公開鍵を使ってその取引内容を確認することができます。


現物取引

実際に引き出すことのできる実物を売買する取引を言います。
例えば、ビットコインの現物取引では、ある価格で1BTCを購入した場合、そのビットコインを実際に引き出すことができます。
また、受け取ったビットコインを現物取引ができる取引所に預け入れ、売却することで日本円を引き出すこともできます。
反対に、実物を伴わず購入しても引き出すことのできない取引形態を差金決済取引と呼び、先物取引や証拠金取引などが該当します。

コールドウォレット

コールドウォレットとはインターネットと完全に切り離されたウォレットのこと。
一般的にオフライン環境であってもスマートフォンやPCに秘密鍵を置いたものをコールドウォレットと呼ぶことはありません。
コールドウォレットを利用することで、ユーザーは不正アクセスによって仮想通貨が盗まれることがなくなります。
コールドウォレットの種類としては、秘密鍵を紙に書き記した「ペーパーウォレット」、金属やコイン、または安全な専用デバイスなどで秘密鍵を管理する「ハードウェアウォレット」があります。
コールドウォレットはインターネットに対して極めて安全な一方で、物理的に秘密鍵を保管しておく必要があることから、現実の窃盗や紛失に弱い面もあることは認識しておく必要があります。
コールドウォレットはあくまで保管目的で用いられ、決済用には別のウォレットを併用して利用することが多いです。

Satoshi(サトシ)

Satoshiとはビットコインの最小の通貨単位の呼び名です。
0.00000001BTC=1Satoshiとなり、ビットコインの生みの親であるSatoshi Nakamotoの名が由来となっています。

サトシ・ナカモト

ビットコインプロトコルと、そのリファレンス実装であるビットコインコア(Bitcoin Core/Bitcoin-Qt) を作ったことで知られる人物の称する氏名のこと。本名であるか個人かどうかも含めてその正体は不明です。
2008年に「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System. (Nakamoto)」という論文がSatoshi Nakamoto名義で発表され、2009年にリリースされたリファレンス実装をベースにビットコインネットワークがスタートし現在に至ります。
公式には漢字表記は存在しないが、一部において中本哲史という表記で言及されることがある。

スケーラビリティ問題

ブロックチェーンの「ブロック」には取引の記録が書き込まれ、約10分ごとに新しいブロックが生成されていきます。

「ブロック」に書き込めるサイズの上限は1MB(2017年10月現在)と決まっています。
ブロックサイズが上限に達してしまい、ブロックに入らない取引の件数が多くなると、送金に時間がかかる・送金要求が承認されない・取引手数料が高騰するといった問題が発生します。
これらは、ブロックサイズが1メガバイト(MB)に制限されている結果起きている問題のことです。


ソフトフォーク

ソフトフォークとは、ブロックチェーンのプロトコルに規定された検証規則をより厳密なものに変更することによって発生するブロックチェーンの分岐のことです。

ソフトフォークの際には、新しい検証規則に則って作成されるブロックおよびトランザクションは、古い検証規則を利用する検証ノードも含めて、すべてのノードにおいて有効とみなされます。
したがって過半数の採掘者および検証ノードが新しい検証規則を採用する前提に立つならば、恒久的な分岐を生じる可能性はほとんどなく、いずれ新しい検証規則のブランチへと収束します。


採掘難易度(ディフィカルティー)

採掘難易度とは、ディフィカルティーとも呼ばれ採掘(マイニング)によりブロックを生成する(ナンスを算出する)難易度のことです。
具体的にはブロックのハッシュ値がこの値より小さくなればOKという指標のことです。
値が低いほど採掘が難しいということになります。

ハッシュレート(採掘速度)と合わせてブロックの生成量目安の計算に使用されます。
ブロックの生成は平均して10分に1回になるように調整されます。
その調整をするため2週間に1度採掘難易度を変更します。過去2週間の平均が10分より短ければ難易度を上げ(値を下げ)、逆に長ければ難易度を下げ(値を上げ)ます。


日本ブロックチェーン協会(JBA)

一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)は、ブロックチェーン技術が一層安心・安全な技術としてこれからの日本経済の発展を支える仕組みの一つになり、日本経済の発展に貢献するよう活動する組織です。

2016年4月15日に一般社団法人日本価値記録事業者協会(JADA)から本協会へ改組致しました。

(https://jba-web.jp)


ハードウェアウォレット

スマートフォンやPC、クラウド、サーバーにウォレットを置かず、物理的な用具(紙から専用の電子機器まで)で秘密鍵やパスフレーズを保管できるウォレットをハードウェアウォレットと言います。
ただし、紙にペンで秘密鍵を書き写したものはペーパーウォレットと呼ばれ、一般にペーパーウォレット以外をハードウェアウォレットと呼ぶことが多いようです。
代表的なものに、Trezor、Ledger、Case、KeepKey、Cryptosteelなどがあります。

ハードフォーク

ハードフォークとは、ブロックチェーンのプロトコルに規定された検証規則を緩和することによって発生するブロックチェーンの分岐のことです。

ハードフォークの際には、新しい検証規則を採用しないノードは新しい検証規則に則って作成されたブロックおよびトランザクションを無効として却下する可能性があります。
これにより、新しい検証規則を採用するノードと採用しないノードとの間で、ブロックチェーンの最も長い有効な枝の判断に不一致が生じ、恒久的な分岐を生じる可能性があります。


発行量

新規に発行されるコインの数量や、過去の発行総量を指します。
新規に発行されるコインは採掘報酬(コインベース:Coinbase)と呼ばれ、採掘(マイニング)により新たなブロックを生成した採掘者(マイナー)がその報酬として得るコインです。

ビットコインを例にあげると、発行総量は約2100万BTCであり、上限に達するのは2140年頃になる見込みです。


採掘速度(ハッシュレート)

採掘速度(ハッシュレート)とは、マシンの計算力の測定単位です。
hash/s(1秒間に1ハッシュの計算)という単位が使われます。
通常、K(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)などの接頭辞と合わせて使われ、KHsのように省略されることもあります。
ハッシュレート10TH/sに達したということは、1秒あたり10兆回ハッシュの計算を行うことができるということです。

採掘速度と採掘難易度から採掘量が計算できるほか、採掘を行うデバイスによりハッシュレートが大体決まっているため、採掘機の選定の指標等に利用されます。


半減期

半減期とは、コインの採掘報酬が半減するタイミングのことです。
実際には、「仮想通貨の価値が上がる」ということになります。

半減期のタイミングは、仮想通貨ごとに決まっています。例えばビットコインの場合、約3~4年毎に半減期が訪れます。

秘密鍵

秘密鍵とは、公開鍵暗号において公開鍵と対になる鍵です。
ビットコインにおいては送金時の取引で署名を行うために必要となります。

ブロックチェーン

ブロックチェーンとは、ブロックの連鎖です。
ブロックは一つづつ積み重なっていき,この重なりのことをブロックチェーンと呼びます。
あるブロックの上にたくさんのブロックがあるほどそのブロックが孤立ブロックになる可能性は少なくなります。一般的には5つのブロックが積み重なれば孤立ブロックになる可能性はほぼ0になったと判定されます。

ペーパーウォレット

アドレスと秘密鍵を印刷し紙で保管する方法です。
長期の保管が主目的であり、完全にインターネットから遮断される最も安全な管理方法です。
生成後は金庫など安全な場所に保管する。

ペーパーウォレットを失ったり、火事で消失したりすると永久にコインを失うリスクがあります。
保管場所の選定には注意しましょう。


ホットウォレット

インターネットを通じて仮想通貨の操作を行うことができるタイプのウォレットを言います。
インターネットに接続されているため、不正アクセスの標的になることもありますが、取引所や決済・送金アプリなど、リアルタイムで送金を行う必要があるサービスでは、仮想通貨の利便性を損ねないため、多くの場合ホットウォレットとして運用しています。

ホットウォレットのセキュリティ対策は事業者によって異なりますが、通常コールドウォレットと併用して運用されることが多く、銀行口座と持ち歩く財布の違いのように、コールドウォレットで大半の仮想通貨を保管し、ホットウォレットには取引に使用する通過だけを入れておくことをおススメします。
これは、利用者としても意識しておきたい重要な点だといえます。


ボラティリティ

ボラティリティとは、価格変動性のことです。
「ボラティリティが大きい」という場合は、その商品の価格変動が大きいことを意味し、「ボラティリティが小さい」という場合は、その商品の価格変動が小さいことを意味します。

一般的にはボラティリティを標準偏差で数値化しリスクの度合いとして捉えます。
ボラティリティが大きければリスクが高く、ボラティリティが小さければリスクが低いと一般的には判断されます。


マイニングプール

マイニングプールは、複数の採掘者(マイナー)で協力して採掘(マイニング)を行う仕組みを指します。

マイニングプールのサーバーから、ナンス以外のブロックヘッダーが与えられ、条件を満たすナンスを探索します。採掘の結果、得られた採掘報酬(コインベース)を各採掘者の貢献度に応じて分配します。


マウントゴックス社

マウントゴックス社とは、世界最大のビットコイン取引量を誇ったビットコイン交換所で、東京に所在していました。2014年2月に会社更生法の適用を申請しました。
マウントゴックスの社長(マルクカルプレス)は横領などで起訴されており、自社会計データを改ざんしたと報道されております。

マウントゴックス社の事件は横領である可能性が高く、ビットコインの安全性・信頼とは無関係です。

マルチシグ(マルチ・シグネチャ)

通常のアドレスとは違い、マルチシグのアドレスはコインを送付するために複数の署名が必要です。
必要な署名の数は「2/3」のように分数で表されます。この場合「事前に作られた3つのプライベートキーの内、2つのキーでの署名が必要」という意味になります。

マルチシグを採用することで高セキュリティのウォレットを構築できます。
最重要データであるプライベートキーが1つ漏洩しても、別のキーがなければビットコインの送付が出来ないからです。攻撃者が2つ以上の別々の設計のプラットフォームに同時に侵入することは非常に困難です。

またマスターキーをひとつ持たせ、それをネットワークに接続していない安全な場所に保管することで万が一プライベートキーを紛失したときの保険になります。

マルチシグはセキュリティーを追求した、最新のビットコインテクノロジーです。


リプレイアタック(リプレイ攻撃)

ハードフォークによってブロックチェーンが複数の枝に分岐し、異なる2つ以上の台帳上で有効な取引を他の台帳上でも実行することにより、送金者の意図しない台帳上で資産移動させてしまうことを、リプレイ攻撃といいます。

(例)
ブロックチェーンAと分岐後のブロックチェーンBにおいて攻撃者が意図的に同額の量の仮想通貨を生む事でそのブロックチェーンを混乱させる(又は攻撃者が得をする)攻撃の事を言います。