1BTC=105万4000縁前後に上昇
国内市場が連休中の仮想通貨は、ゴールドマン・サックスが近いうちにビットコイン(BTC)の取引を開始すると発表した3日に底固く推移した。
ただ、週末は金融庁による交換業に対する審査の厳格化や仮想通貨取引所を運営するテックビューロザイフ(Zaif)の減資などが報じられており、仮想通貨は6日午後から失速している。
仮想通貨売買を計画
ゴールドマンサックスは、ほかの投資銀行との差別化を進めるため、仮想通貨トレーディングに参加する前にビットコイン(BTC)のエクスポージャーで様々な契約を行うという。
ゴールドマンサックスに続いて他の銀行も仮想通貨のトレーディングデスクの開設に踏み切ることになると専門家は予測しています。
銀行がゴールドマン・サックスに続くとする論拠は、ゴールドマンの知名度によるものではなく、「この市場が非常に大きく、もはや無視できない」という所にあります。
ゴールドマン・サックスの動き
今のところデリバティブ商品だけを扱うことになる予定で、同社がビットコイン(BTC)の直接取引を追加する場合には、
次に解決しなければならない問題はカストディ(保管・管理)となる。
また、ここ直近だけで、ゴールドマン・サックスでは役員のうち複数名が仮想通貨業界に移った。
同社の元社員で、今は仮想通貨のマーチャント・バンクやウォレット、スタートアップで勤める者もいる。
ゴールドマン・サックスは4月末、顧客が仮想通貨を扱うのを支援するため、証券部門のデジタル資産マーケット担当副社長として仮想通貨トレーダーのジェイソン・シュミット氏を採用している。